神奈川県の公立高校にてヲタ芸の授業。コラボ動画も大好評。【綾瀬西高等学校/アドバンスタイム】【レポート】

神奈川県内にある公立高校「神奈川県立綾瀬西高等学校」からのご依頼を受け、2023/6/19&26に綾瀬西高校独自の授業「アドバンスタイム」内でヲタ芸をレクチャーしてきました!

アドバンスタイムとは

アドバンスタイムでは、教科の内容に縛られずに様々な活動を行っています。
例えば、これまでに、外部から講師を招いてイラスト教室やチョココロネ作り、メンタルトレーニングやサイリウムダンス教室のような様々な講座を開講しています。(中略)この他にもたくさんの講座が用意されており、一つひとつの講座が魅力のある内容となっています。生徒はこれらの講座を自ら選択し、進んで学習・体験する機会を得ています。

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u5t/cnt/f6558/2023/20230725ayasenishi.html

二日間にわたるヲタ芸レクチャー

コロナ後、初の一般客を呼んでの文化祭をヲタ芸の力で盛り上げたいとのことで、今回のレクチャー参加者の内、希望者は文化祭のステージでなんとヲタ芸パフォーマンスを披露するとのこと。

今回は、サイリウムダンス教室のゲスト講師として特設チーム「akaRI Project(あかりプロジェクト)*」が派遣されました。

akaRI Projectの発起人の白狐(はこ)をはじめ、ヲタ芸チームの「ゼロから打ち師始めます。」よりクリフォードとしもつき、ヲタ芸チーム「光じゃらし」よりたまゆう、中国に拠点をおいて活動するヲタ芸チームの「攻略組」「Mystic」よりはづきの5人での講座を実施。

*akaRI Project:ヲタ芸プレイヤーである白狐を中心とし、ヲタ芸講座やイベント出演などを行うヲタ芸アーティスト・コレクティブ。中心メンバーは白狐、藍弱、ぽくぽくで他メンバーはシーンに応じて様々なプレイヤーが招待される。

 

6/19, 26の二日間のヲタ芸の授業のうち、一日目はakaRI Projectによるショーケースの披露と基本の動きである「OAD」「ロザリオ」「サンダースネイク」「ロマンス」のレクチャー、二日目には初日でレクチャーした動きを使用した振付を実際の音楽に合わせてレクチャー、そしてコラボレーション動画の撮影を行いました。

一日目:初めて見るヲタ芸パフォーマンスに驚く生徒たち。

初日のレクチャーは簡単な自己紹介からスタートし、まずはヲタ芸とはどんなものか、百聞は一見にしかずとakaRI Projectによるこの日だけの特別パフォーマンスを披露。
曲はTVアニメ「どろろ」オープニング・テーマである女王蜂さんの「火炎」。
音楽に合わせて激しく動くサイリウムの光が織りなす光景に生徒たちや先生方は驚きを隠せない様子でした。

パフォーマンス後、生徒たちは女子チーム、男子チーム1、男子チーム2の3つのグループに分かれての練習タイムへ。

ヲタ芸の独特な足の広げ方や体の動かし方に少し戸惑いながらも一生懸命に取り組む姿に我々講師陣も指導に熱が入ります。
最初はなかなか慣れなかった生徒たちも講座の終盤にはすっかり動きにも慣れ、基本的な動きは一通りできるようになり、高校生の流石の適応能力にとてもパワーを貰いました。

二日目:音楽に合わせての実践編。講師陣とのコラボ動画も大バズり!?

二日目のレクチャーでは初日に教えた基本的な動きを元に作成した振付をレクチャー。そして講座の最後には男子チームと女子チームがそれぞれ練習の成果を発表し合う発表会兼コラボ動画撮影会を実施。

初日は音楽を使わずただ単に動きの練習をしましたが、今回は音楽のカウントに合わせてのヲタ芸。これがなかなか最初は難しく、感覚を掴むまで生徒たちはとても苦戦している様子でした。

しかし、講師陣の尽力もあり、段々と音楽に合わせて光を振る楽しさを実感し始めたのか、後半には生徒たちが楽しそうに音楽に合わせて体を動かす姿がとても印象的でした。

そしてついにラストは動画撮影会。
緊張の面持ちで立ち位置の確認をする生徒たち。入念なリハーサルを経てついに本番。体育館に大きく響く音楽とサイリウムを折る音。

男女ともに無事最後まで振付を完遂し、生徒たちも心なしかホッとした様子でした。

「ゼロから打ち師始めます。」のYouTubeアカウントにアップロードされたこのコラボレーション動画はYouTubeに投稿され、2024年6月19日時点でなんと再生回数152万回を突破と大好評の結果に。

最後に

なかなか公の場所でヲタ芸をレクチャーする機会もなく少し不安のある中での講座実施でしたが、意欲的に取り組む高校生たちに触発されながら最初は緊張していた生徒や講師間でもコミュニケーションが増え始め、最後には笑顔での動画撮影ができました。

初めて触ったり光らせるサイリウムに興味津々な生徒、見た目以上に複雑な動きをするサイリウムダンスに苦戦する生徒、運動が苦手な生徒も得意な生徒も男子も女子も先生までもが全員で実際に体を動かして試行錯誤する経験は何にも変えがたい経験だったはず。

今後も色んな世代にヲタ芸が気軽に楽しめるものとして布教できるよう頑張っていきますのでよろしくお願いします!

 

次回、文化祭へ向けてのレクチャー編、、、!

 

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この記事を書いた人

Hako

Hako

元ヲタ芸チームJKz所属、現在はソロプレイヤーとして活動中
現在はヲタ芸のワークショップ、ナンバー講師*、ヲタ芸イベント「RE:melt」ディレクション、アートワーク制作、バトル審査員など幅広く活動し、日本発祥のサブカルチャーとしてヲタ芸文化の発信に注力しています。
・大会優勝歴
CPRaceTour2020FINAL 日本三位
MAN OF THE CYALUME DANCE OSAKA 優勝(2020) その他多数優勝経験あり

ルミカ公式ペンライト

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