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【地下芸×サイリウムダンス】二つのヲタ芸の今、未来とは?(ヲタ芸マシーン:しんら氏 × JKz:とらぺ氏 対談)

ヲタ芸は

・地下芸
・サイリウムダンス

の二種類に分かれています。

参考:ヲタ芸とは?歴史や文化、技を徹底解説!

二種類のヲタ芸の現状、それぞれの想いを知りヲタ芸の未来を紐解くべく
地下芸から『ヲタ芸マシーン』しんら氏(@sinra521)、
サイリウムダンスから『JKz』とらぺ氏(@tigerpe1208)をお呼びして対談形式でお話していただきました。

どのような活動をしているのか

地下芸:ヲタ芸マシーンの活動

しんら
サイリウムを使ったヲタ芸とは違う“地下芸”をやっていて、布教活動みたいなことをしています。

具体的にはヲタ芸マシーンTシャツを売っています。

ヲタ芸マシーン

とらぺ
ヲタ芸マシーンTシャツ様々なところに広がってますよね、
イベントにいるオタクやアイドルの方が着てる写真をTwitterでよく見かけます。

しんら
アイドルさんがレッスン着で使ってTwitterにあげてくれるのを狙って昔は自分たちで配ったりしてました。
このTシャツを広めて、『ヲタ芸マシーンTシャツを着ている人=地下芸をする人』という認識で広まってもらうのが理想です。

ヲタ芸マシーンTシャツのデザインに懸けた想い

しんら
僕たち地下芸をやる人たちは、アニソンクラブ(通称:アニクラ)っていうイベントで主にヲタ芸をするんですけど、
クラブと聞くと怖いと感じて興味はあるのに来れない人が多いんですよね。

そんな人でもアニクラに来やすいように、
デザインを可愛い配色のポップなイメージにして、みんなで楽しく着れるようにしました。

あと、ロゴが背中にある理由もあるんです。
ライブイベントで後ろから見えるのはアイドルとオタクの背中なんです、だからロゴを背中に入れば見つけやすいなと思って。
ライブで打つ人は一人で来てヲタ芸してすぐ帰っちゃう人が多いので、初めて会う人同士でも仲間になってほしい、
ヲタ芸の輪をどんどんひろげてほしいんです。

ヲタ芸マシーン背中

とらぺ
あのTシャツにそんな想いが…
初めて知りました(笑)

サイリウムダンス:JKzの活動

とらぺ
僕らの活動は主に
イベントやメディアへ出演、企画もしたり、YouTubeへの動画投稿などを行ってます。

光を持ったヲタ芸の強みを活かして、アートとしてSNSで発信して拡散を狙ったり、
リアルイベントで見て綺麗、かっこいいと感じてヲタ芸に興味を持つ人が増えたらいいなって思っています。

JKzステージ

公式サイト:JKz – ヲタ芸をオシャレに。

しんら
今やってるイベントってどんなものがあるんですか?

とらぺ
TOKYO ROMANCE PARK(通称:トーロマ)というイベントを2年前から定期的に開催しています。
次が7回目の開催になるんですけど、前回は1部と2部で合わせて約400人来ていただき、どんどん規模を拡大してます。

しんら
400人!スゴイですね!

2部制なんですね、1部と2部ではどんな違いがあるんですか?

とらぺ
1部がチームによるショーケース、2部がMAN OF THE ROMANCE PARK(通称:マンオブ)っていうヲタ芸バトルです。

僕らもヲタ芸の輪を広げたいと思っていて、
チームは組んでないけどヲタ芸を頑張りたいという人が目立てる場所を作りたくてバトルイベントを開催してます。
いつもスゴイ盛り上がりです。

なぜヲタ芸を始めたのか

しんら
ももクロですね。
現場でサイリウムのヲタ芸を知って始めました。
一人で夕方の公園で撮影とかしてました(笑)

そこで知り合ったオタク経由で地下芸を知りそこから地下芸を始めて、
なんか理解できないけどヲタ芸って凄いと思ったんです。

とらぺ
僕はAKB48です。
高校生のときにAKBのファンになって握手会とか行くようになって、
そこで仲良くなったオタク仲間の中にヲタ芸をYouTubeに上げてる人がいて、憧れて始めました。

大学で上京してでんぱ組.incというアイドルにハマって、その曲でヲタ芸したらたまたまなんですけどYouTubeで10万回再生超えて・・・
これってもしかして凄いことなんじゃないかと思って、そこから本気で始めました。

今もヲタ芸を続けている理由

とらぺ
ヲタ芸に対して求めるものがかわっていて、始めた頃のモチベーションと今も続けている理由は違いますね。
始めた理由は完全に興味本位でしたが・・・

今もやってる理由は生き甲斐とか言っちゃったら早いかもしれないです。
大学一年生のころ生き甲斐がヲタ芸しかなかったんです。

あとちょっと話変わりますが、
昔からゲームが好きだったんですよね、特にレベル上げとかやりこみ要素の強いゲーム。

ヲタ芸の非日常みたいな要素が、ゲームに似てるって直感で感じてたのを覚えてます。
ここでなら俺は強くなれるな、みたいな(笑)

とらぺ対談

ヲタ芸を武器にして力を手に入れて自分の価値を上げる、
それが出来るのがヲタ芸だって思ってます。

しんら
ヲタ芸って非日常みたいなのありますよね、わかります!

僕も非日常を求めてやってます。
日常とは逸脱したイベントで友達とヲタ芸するのが楽しいし、それを軸にして集まれる仲間って魅力的なんです。

10代の頃一緒にヲタ芸してた人達が今になったらイベント主催してたり、DJになってたり。
そういう繋がりで自分達のイベントにキャスティングするんですけど、当時の事とかフラッシュバックしてきてエモいです。

とらぺ
共通の趣味の人を場所に集められる、オタクコンテンツの良いところですね。

僕らも本質はそこなのかもしれないです。
JKzもただのヲタ芸で知り合った仲良し集団で、今でも半分は会うためにヲタ芸してると言っても嘘じゃないです。

ヲタ芸をやっていて良かったこと、また後悔していること

後悔していることはある?

しんら
後悔していることは、今のヲタ芸界がヒリヒリしてるってことです。
良くも悪くもヲタ芸が広まって、プレイヤー人数が多くなってくにつれて上下関係ができて、
上手い人についたり人のヲタ芸にケチをつける人が増えて些細なことで火が付くんです。

人数の少ないアンダーグラウンドだからこそ魅力的だったのかなって思ったりします。

とらぺ
自分達が楽しむコンテンツだったのに、そういう意味ではパフォーマンスに寄ってきたのかもしれませんね。

僕らの活動もアングラから抜け出すための活動なので、そんな表に出ようとする僕らへの反対意見も多いんです。
そういう声を聞いてしんらさんと同じような事を思いました。
みんなで何も考えず楽しくワイワイやってたほうがもしかしたら幸せだったのかもなぁとか。

逆に良かったことは?

しんら
新作のTシャツを出してそれを次のイベントで着てくれてる人がいると広めたことはよかったのかなって思うし、エモい気持ちになります。

とらぺ
イベントに来た人が楽しんでくれた、とかより「エモい」が出たっていうのは
やっぱりそっちが本質ってことなんだなって思いました(笑)

しんら
まぁそれもあるけど、自分達が楽しくてやってるのが一番です。
建前上みなさんが楽しんでくれるのが一番です。って言った方がいいんでしょうけど(笑)

しんら対談

とらぺ
僕はパフォーマンスを見てくれた人が感動して凄いって言ってくれるのが一番です。

・・・っていうのが建前で、

昔から人より何かで優れていたいタイプなので、自分や自分のチームが上手いって言われるのが一番嬉しいです。

それとヲタ芸のおかげで軸が出来たこと。
学校も部活もバイトも中途半端だったけどヲタ芸だけは本気でできたんです。
去年就活をしたんですけど、面接ではヲタ芸の話だけで自己PRして採用されました。

だからというわけではなく、自分の軸はこれなんだって思えたのが嬉しかった。

しんら
僕も自分の軸ってなんだって考えたらヲタ芸しかないって思います。
十代の頃はヲタ芸しかしてなかったし、僕も今は就職して働いてるけどヲタ芸なしの人生は考えられません。

お互いの事をどう思っている?

とらぺ
ここが一番気になっている部分かもしれないですね。

ヲタ芸マシーン しんら氏から見たサイリウムダンス

しんら
僕は少しサイリウムダンスの方も経験しているので、地下芸しかやってない人とは意見が違うかもしれないです。

でも地下芸は自分のため、サイリウムダンスは人に見せるためっていうイメージがあります。
同じだけど流派が違うもの、空手でいう型と組手みたいな感じ。

とらぺ
型が地下芸?サイリウムダンス?

しんら
型がサイリウムダンス、綺麗に魅せる。
組手が無差別というかアングラな地下芸。
見てる側が分かりやすいのが型、サイリウムダンスかな。
地下芸はそこで拍取れるって凄いとか思うけど、知らない人からしたら基本的に分からないんですよね。

見て上手って分かりやすいのは型、サイリウムダンスかなって思います。

とらぺ
そうなるとサイリウムダンスは型、組手どちらでもある気がします。
僕らがやってるような正統派と呼ばれてるヲタ芸の方が揃いやすかったというだけで、自分の流派を突き進む人も沢山いるし認められてます。

全員しっかり揃えてやるようになったのはここ数年のことです。
世間に多く出始めたのがそのタイミングでした。揃ってる、綺麗って思われたから世間から認められたのかなと思います。

しんら
そこがあまりサイリウムダンスをやってない故の勘違いだったかもしれないです。
一定の上手いっていう評価基準があって、そこへの再現性が高い人が評価に直結すると思ってたし、自分の流派みたいなものは認められないと勝手に思っていました。

地下芸は何が上手いとかは無かったけど最近では流派が生まれて、、全員バラバラだったのに種目別になってきたんです。
関東打ちが上手い人、関西打ちが上手い人、創作ダンスになってる人とか。

とらぺ
昔の型を重んじる人、自分の流派で突き進む人、新しい方法を模索する人がいるっていうのはサイリウムダンスも同じです。
違うところは発信の仕方、誰に向けてやるか、というところな気がします。

JKz とらぺ氏から見た地下芸

しんら
とらぺ君から見た地下芸は?

地下芸マシーン
とらぺ

違うものといえば違うものなのかもしれないですね。

でもこうやって話をするとマインド的な部分では一緒、オタクじゃない人に向けてパフォーマンスをするかしないかの違いくらいですかね。
どっちが優れてるとかはないっていうのは前から思ってました。

しんら
どっちが優れてるとかはないですよね。
地下芸の打ち師にサイリウムダンスをよく思わない人がいるのは事実で、
「ヲタ芸の発祥は現場、パフォーマンスは後から、元祖は俺たちだ!」みたいなことを言ってる人もいます。

でも今のシェアで言えばサイリウムダンスは強いですよね。

とらぺ
まぁ普通に考えたら僕達が邪道ですよ。

YoutubeとかTwitterに動画をあげても、
光持った邪道の奴らの方が伸びるし、評価されやすいって部分で
妬みみたいな感情があるのかなと思ってました。

しんら
でも時代の変化に合わせて進化できることが強いと思います。
サイリウムをもってヲタ芸したらもっと自分を表現できて、楽しく尚且つ他人に楽しんでもらえる。

地下芸はあまり変化したがらないんですよ、2005年とかの動画を見てずっと練習してる人もいますし。

とらぺ
サイリウムダンスの打ち師も昔のヲタ芸が正義だと言っている人は多いです。
僕達のやってるような振付重視のサイリウムダンスはヲタ芸じゃないと良く批判されます。

邪道のサイリウムダンスの中でもさらに僕らは邪道です。派生したコンテンツとして位置付けたいですね。

今後ヲタ芸をどうしていきたいか

とらぺ
ヲタ芸を世界に認められるものにしたいです。
そのために動画やイベントを通じてもっと影響力を大きくしていきたいし、自分にはヲタ芸しか武器がないからヲタ芸で生きていきたいです。

アートとして世界に広まって、プレイヤー人口も増えていけばもっと楽しくなると思います。

しんら
うーん・・・僕は自分たちが楽しければいいかな。

ただ、今では現場やイベントでヲタ芸が迫害されている事も多いんです。
あとアニクラでもコスプレイヤーさんやヲタ芸しない人との間に壁が出来てしまってます。

だからヲタ芸するにはヲタ芸する人用のイベントに行かなくてはいけない現状を全部取っ払って、
自分達が楽しく皆も楽しめる大きなイベントを創っていきたいです。

だから今後の目標は”自分達の場所を作る事”かもしれないです。

とらぺ
自分達が楽しければ色んな人も巻き込めると思います。

お互い自分達がヲタ芸を楽しみながら、様々な人に楽しんでもらえるよう頑張りましょう!

まとめ

とらぺしんら
地下芸とサイリウムダンス、二つのヲタ芸文化は異なるものに見えていましたが、

流派がさらに分かれつつある状況や、
両者から出た「非日常」や「自分が楽しむ」というワード。

これらの共通項が、今後のヲタ芸界を紐解く鍵になってきそうです。
二つのヲタ芸のこれからに注目です。

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