世界のヲタ芸のレベルはここまで来ている!台北漫画博覧会2019レポート【台北】

2019年8月1日(木)~5日(月)に台湾、台北で行われた、

『台北漫画博覧会 2019』に参加してきました!

台湾ってどういうところ?

台湾の地に降り立つのは今回で3度目。
街並みは東アジアということもあり、都心部はあまり日本と変わりません。
都心から電車で数駅のところに士林市場という夜市があり、台湾ならではという雰囲気を味わえます。
こちらは観光に行った際おススメです!

初日は存分に観光し、翌日からのイベントに備え英気を養う我々。
台湾は今日本で大流行のタピオカの聖地でもあります。

台湾ならではの食事もいただきました!

ヲタ芸ラジオ体操~朝から会場は大盛り上がり!~

毎度恒例、ヲタ芸ラジオ体操の時間です。
日本ではお馴染みラジオ体操に、ヲタ芸を融合させた我々ならではの準備運動です。

昨年から全世界通して毎度行っていたのもあり、徐々に海外で馴染みも出てきています。
ヲタ芸ラジオ体操はイベントのはじめに必ず行っているのですが、
台湾は朝からこの人数!

ブースも広く、ヲタ芸人口の多さが伺えます。

GinyuforcEのYouTubeアカウントに投稿されているので皆さんも是非覚えてみましょう!

台湾のヲタ芸ッスンはレベル高め!

ヲタ芸の基礎を知る
“サイリウムダンスレッスン”

開始時刻には打ち師と思われる人々が緩やかに身体を動かしながら待っています。

デモンストレーションとして我々のヲタ芸ショーケースをまず初めにやりましたが、反応も良く、ヲタ芸をよく知っている参加者がとても多い印象です。

レッスンが始まり、基礎をゆっくり丁寧に解説していきます。

皆当たり前のように上手です。何年もヲタ芸をやっているような参加者がほとんど。
そんな様子をみて、ここでレッスンの内容をシフトチェンジ!細かい技術の上達のポイントも交えつつ基礎をレクチャーしていきます。

ロマンスの角度や姿勢についても細かめにレクチャー。
基礎がすでに体に染みついている人が多いのでどんどん吸収していきます。

アニソンで盛り上がる!~AnisongDJParty~

クールジャパンといえばアニソン!

アニソン×ヲタ芸という親和性抜群の組み合わせで会場を盛り上げる”AnisongDJParty”は台湾で2回目の実施です。

今回はDJ HOSAKAさんのプレイするアニソンに我々のヲタ芸で華を添えます。

LiSAさんのRisingHopeでのルーティンや、とっとこハム太郎での円形に走り回ったり、お決まりのコールなど、
日本のアニソンクラブイベントの文化の浸透度も非常に高い様子です。

最後にはDJ KIMAGUREも乱入し皆で会場を盛り上げます。

我々も良い汗をかき、楽しいひと時でした。

サイリウムダンスワールドバトル台北予選

2019年2月の香港予選から始まった、第2回サイリウムダンスワールドバトルの世界予選。
今回の台湾で7カ所目となります。

昨年も台湾では世界予選を行いましたが、日本、そしてヲタ芸/サイリウムダンスが盛んな中国から割と近いということもあって
レベルは非常に高めです。

今年も激戦が予想される中、予選がスタート。

台湾の実力者が集う”Evolution”というユニットのメンバーが続々と高いレベルのパフォーマンスを繰り出していきます。

中にはこんな幼い参加者も!!そしてなんと、動きから見るにヲタ芸経験者です。将来が楽しみですね。

そんな60人オーバーの予選を通過した面々はかなりの実力者揃いです。
前回優勝者のイオスや準優勝のHongに加えEvolutionメンバーも複数。

決勝トーナメントからはプレイされる楽曲がランダムとなります。
しかし、予選通過者は当たり前のように対応し最大限のパフォーマンスをします。
表情にも余裕があり、こういったバトルでステージに立つことの慣れを非常に感じました。

実力者同士しのぎを削る中、準決勝昨年の決勝のカードの再現、イオスvsHongの戦いが行われました!
イオスは王道ヲタ芸、Hongは曲にアプローチをかけるTHEサイリウムダンスでお互い全く違うスタイルのぶつかり合いです。

イオスがかなり速いテンポの楽曲に対応し安定したヲタ芸を繰り出し、会場を驚かせます。
しかし1年で成長したのはイオスだけではないと言わんばかりに、Hongが怒涛の音ハメと成長したヲタ芸の技術を魅せつけギリギリの戦いを勝ち抜きました!

ここで勢いに乗ったHongとEvolutionメンバー月冥の決勝
先手でHongが決勝の舞台で会心の一撃といえる完璧なパフォーマンスで、後攻の月冥にプレッシャーを与えます。

月冥もそれにひるまず自身の得意な動きを終始詰め込み最後の力を振り絞ります。

結果は僅差でHongの勝利でした!

我々ジャッジとして今回の台湾予選は終始悩まされました。
これだけ高いレベルの戦いを制したHongは間違いなく日本でも最高の戦いを我々に見せてくれることでしょう。

台湾、末恐ろしい!

台湾のヲタ芸のこれから

ヲタ芸ラジオ体操、ヲタ芸レッスン、サイリウムダンスワールドバトル
どのコンテンツでも多くの参加者が集まり、世界的に見てヲタ芸の人口が最も多い地域の一つである台湾。

今回そんな台湾のエネルギーに我々もとても刺激を受けました。

特にサイリウムダンスワールドバトルのここ1年での台湾の成長は目覚ましく、
日本のレベルに迫る勢いです。

日本のように既にヲタ芸の中での様々なスタイルの確立が進んでいて、自分の長所を知っているプレイヤーがとても多いです。
トーナメント上位何人かは決勝大会に出ている、他のプレイヤーと比べて何ら遜色のない実力を持っています。

そんな中今回優勝したHongには大きな期待が寄せられます。決勝大会で彼はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか
日本の皆さんもお楽しみに!

台湾では既にしっかりとしたヲタ芸/サイリウムダンスの文化が形成されているので
我々の知らないところでどんどん成長していくでしょう。

来年また訪れた時にどのように変化が出ているか、非常に楽しみです。

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