【CDWB2019第2回チーム予選】結果発表&審査員講評!
CYALUME DANCE WORLD BATTLE2019 第2回動画予選が開催されました。
CYALUME DANCE WORLD BATTLE とは
CYALUME DANCE WORLD BATTLEとは、
株式会社LUMICA(https://www.lumica.co.jp/)主催、サイリウムダンスのパイオニア”GinyuforcE”のオーガナイズで行われているサイリウムダンスの世界一を決める大会です。
昨年、新たな試みとして始まり、今年で2回目の開催となります。
詳細は公式サイトをご確認ください。
↓公式サイト↓
https://www.cyalume-dance.com/
CDWB2019 動画予選とは
【CDWBチーム部門 動画予選開幕!】
12/22
秋葉原 神田明神ホールにて行われる"CYALUME DANCE WORLD BATTLE FINAL"
チーム部門の出場をかけた戦いが始まる!
音源ダウンロードはこちらhttps://t.co/vyKI3OunCV
詳細はこちらhttps://t.co/qxPnakzPbi pic.twitter.com/aldGyUqTx2
— GinyuforcE/ギニュ〜特戦隊 (@ginyu_official) October 1, 2019
今回の動画予選では、
田口華有の『PRIDE~GinyuforcE~』を用いたヲタ芸/サイリウムダンス動画をYouTubeに投稿し、
チーム部門は審査員による評価で決勝に進出する2チームと再生回数トップの1組、計3組
ソロ部門は審査員の評価による1名が選出される形式で行われました。
チーム部門を勝ち抜いた3組が決定!
再生回数枠
ダンゴムシハリケーンズ
【審査員からの講評】
今回新たに追加された「再生回数枠」を勝ちとったのはダンゴムシハリケーンズ。メンバーの影響力を最大限に活かし決勝大会への切符を獲得しました。再生回数はこれまでチームのメンバーが積み重ねてきた影響力の指標となりますが、今回の予選ではこのチームに軍配が上がりました。影響力は1年で大きく変わることもあるので、来年同じ形式で予選が開催された場合、また違ったチームが勝ち進む可能性は大いにあると思います。
審査枠
MishMosh
【審査員からの講評】
今回審査で第1位を獲得したMishMoshは全てにおいて完成度が高かったです。まず、構成面では要所でフォーメーションを織りこむなど、視聴者を飽きさせないポイントをたくさん作れていると思います。振付もアクセントとしてファニーな動きがあったりと、フォーメーション移動によってパートごとに主役が変わる構成とうまくマッチした振付だと思いました。加えて技術も全体的に高く統率がとれているので、動画の見やすさにつながっていると思います。
RiverStone
【審査員からの講評】
「全チームで一番目立った」というのが相応しいエントリー動画でした。ほぼ全てのパートで勝ちに行く姿勢を感じるような、目まぐるしく変化のついた構成。そして振付面でも、とにかくパッと見ですごいと言わせる動きを散りばめていて、貪欲さが感じられました。ヲタ芸/サイリウムダンスを知らない人に勧めやすい動画でもあると思います。
各チームの講評
今回は惜しくも予選通過とならなかった中にも、技術の高さや動画の作り込みで目を引く作品がたくさんありました。
審査員代表としてGinyuforcEギアの講評を添えて紹介します。
(掲載は投稿順)
Alternative
時間をかけて考えた構成というのが伝わってくる内容でした。振付、構成は変化を付ければつけるほど、難易度を上げれば上げるほど、多くの動きが得意な状態でないと見栄え良く実現できなくなってきます。全体的に様々な動きの練度を上げることで同じ振付構成でもさらに良く見せることが可能だと思います。あと、動画予選においては動画のクオリティも大事になってきますね。
Plasma
ヲタ芸の技術はもちろんですが、一時代前ならヲタ芸ではなかった移動の際に使う動きにも技術というのは存在します。複数人で構成を組む場合、そういった動きの技術も高めていく必要があります。これらすべての技術を高めていけば内容は面白いので、さらに良い動画になると思います!
team下克上
全員が最高レベルの技術を持っている、もしくは分かりやすいインパクトのある構成。このどちらかさえあれば完璧なのではないでしょうか。惜しかった!
DUFDUF
全体的に綺麗にまとまっていると思います。こういったコンペティションでは何かで1番目立つということが必要になってきますので、そういった部分さえ作ることができれば通過も見えてくると思います!それが技術なのか振付なのか構成なのかはチームによって変わってきます。
Trust
ヲタ芸の技術の向上をすることで、振付構成の見た目も大きく変わってくるので、全体のレベルアップをまだまだしていく時期だと思います!振付構成面では曲の盛り上がりの割に手数の少ない部分がいくつかありました。歌詞ハメを意識しすぎると、次のパートへ勢いがつかなかったりすることもあります。7.8カウントで次に繋ぐ動きがあるとメリハリがつくと思います!
Team双葉湖
動画としてかっこよくヲタ芸を魅せるという点においてはトップレベルです!チーム内の技術レベルの底上げができると、より動画として見やすくなると思います。時には歌詞ハメだけではなく、楽器の演奏の盛り上がりにも目を向けたり、7.8のカウントで次の動きに勢いを出すなどの振付の技術もあると動画に火力が増してくると思います!
千切
熟考したのが伺える内容でした!動画予選ということもあり、編集技術も大事になってきます。そしてもちろん全体の技術のレベル向上はマストです。
N’EON
ヲタ芸はシンプルな動きが多い分、動きのばらつきに目が行きやすいので、シンクロ率が上がるとさらにいいと思いました!最後盛り上げて畳みかけていきたい部分にインサートが長めに入ってきたことで、失速してしまった感が否めなかったです!惜しい!
審査員による総評
前回の動画審査から4か月ほどが経ちましたが、今回は少し予選に参加するハードルが上がったように思えます。ヲタ芸をやっている長さや、ステージの経験数、環境でもちろん様々な点で差が出てきます。ですが、日ごろの努力の成果は動画などで表に出すことでようやくわかるものだと思います。動画を見てくれた人々がどのように感じているか反応をみたり、自分の動画をじっくりと見たりすることで、改善点を見つけてそこから成長できます。前回の通過チームや今回の審査上位チームは、日ごろから積極的に活動しているので人々の心を震わせるパフォーマンスをできているのだと思います。
エントリーしてもどうせ勝てないと思っている方もいるとは思うのですが、次回こういった機会がある場合、積極的に参加してみると大きく成長できると思います。
そして、チームにも個性があるととても強いと思います。個性というのはこの場合、何か一つが群を抜いて突出していることを言います。圧倒的な技術、シンクロ率、独創的な振付構成など様々ありますが何か一つに特化することはとても大事だと思います。その中でも一番大事なのヲタ芸の技術です。独創的な振付構成が作れたとしても、考えた動きをしっかり実現できるかどうかは技術にかかっています。
つまり、技術の向上を念頭に置き、長所を際限なく伸ばすことがチームのパフォーマンスでは重要だということです。
また必ず動画予選は開催されると思うので、皆さん参加よろしくお願いいたします!
審査員一同より。