【CDWB2019チーム予選】結果発表&審査員講評!

CYALUME DANCE WORLD BATTLE2019チーム予選が開催されました。

CYALUME DANCE WORLD BATTLEとは

CYALUME DANCE WORLD BATTLEとは、

株式会社LUMICA(https://www.lumica.co.jp/)主催、サイリウムダンスのパイオニア”GinyuforcE”のオーガナイズで行われているサイリウムダンスの世界一を決める大会です。

昨年、新たな試みとして始まり、今年で2回目の開催となります。
詳細は公式サイトをご確認ください。

↓公式サイト↓
https://www.cyalume-dance.com/

CDWB2019チーム予選とは

昨年のCYALUME DANCE WORLD BATTLE2018では、個人部門のみでの開催でしたが、2回目となる今回はチーム部門も設立されることが発表されました。

今回のチーム予選では、公式ソングである
吉田兄弟×Tom-H@ckの『雷 –IKAZUCHI-』を用いたヲタ芸/サイリウムダンス動画をYouTubeに投稿し、審査員による評価で決勝に進出する2チームが選出される形式で行われました。

22組のエントリーから勝ち上がった2チームが決定!

ゼロから打ち師始めます。


【審査員からの講評】
拍で合わせる部分と、音で合わせる部分の使い分けがはっきりしていて、精度も高いです。
8カウント目でキメの動きがしっかり組み込まれているのがそう見える要因一つだと思います。何より多くの場面でインパクトを残せているのが
今回の結果につながったと思います!

Re_delta


【審査員からの講評】
動画予選ということで、パートごとの映像の見せ方のバリエーションや、サイリウムの色の使い分け、衣装。こだわれる部分はとにかくこだわろう
という姿勢も見え、シンクロ率や技術面でもまとまりがありました!決戦はリアルイベントですがそこでも映える内容だと思います!

各チームの講評

今回は惜しくも予選通過とならなかった中にも、技術の高さや動画の作り込みで目を引く作品がたくさんありました。
審査員代表としてGinyuforcEギアの講評を添えて紹介します。
(掲載はエントリー順)

Earnest


攻めている振付や、統率の取れたフォーメーションチェンジなどの構成。見どころは沢山あったと思います!
サイリウムの使い方にも色々変化をつけていて随所にこだわりが感じられました。

team 下克上


技術の高さが素晴らしいです!勢いを止めることなく流れるようにヲタ芸をしていて、且つ全体の構成としても
火力が右肩上がりで良かったです。あとは強く印象に残る見どころがここに加えてあればすごい内容になってたと思います!

漢打


全体の構成としてよく考えて攻めているなあという印象です。音に合わせた振付寄りの構成だと思うので、
振付の選択をさらに念入りにやって、全体の統率のレベルが上がると予選通過できそうです!もちろん技術も大事なのは前提で!

煌炎舞


メンバー2人の振付構成は火力を出しづらい分、フォーメーション移動のパターンの多さと、細かい振付を作る必要があったり、
全てを凌駕する圧倒的な技術が必要になってくるので、難易度は高かったと思います!これからも頑張ってください!全編オレンジはよかったと思います!

ねこまんまのとどろき


2人というメンバーの少なさの中、果敢に様々なパターンのフォーメーションチェンジや振付に挑戦していてよかったと思います!
ここから更にたくさん動画撮影や練習、様々なチームを見て研究することで全体の精度が増していくと思います!

Trust


多くの音に貪欲にアプローチをしにいっている点と、ずらしの振付やフォーメーションのバリエーションの多さが良い点だったと思います。
全体の技術やシンクロ率、多くのエントリーチームの中でインパクトを残せるような場面を作れるとさらに良い結果が出せると思います!

Team双葉湖


場面ごとの構成の変化のつけ方や、振付の緩急。全体を通してよく考えられていると思います!
音で動きを作っている部分の音をもっと貪欲取りにいき、何か強く印象に残る場面を作ることができれば予選通過だったかも!?

Style Team


印象的な動きや、曲に合わせた構成、勝ちに行く姿勢が見えました。
ここから全体的に精度を高めていけると良いなと思いました!日本よりはこういったエントリーについて話し合える人はいないかもしれないが、
みんなで頑張ってほしいです!

ラグナロク


他のエントリーチームとは一線を画すインパクトがあり、非常にエンタメ性が高くて面白かったです!
なんならですが、僕的にはヲタ芸の部分でももっとふざけていただいてもいいと思いました!!

XFLOW


随所に気持ちの良い音の取り方をしている場面もありつつ、”この動画と言えばこの動きしてたよね”というような印象に残る振付構成もあり
全体的に整っていると思うので、通過したチームと見比べてどのような違いがあるかを確認できれば一気にレベルが上がると思います!

SEED


曲の世界観を表現するロケーションや振付、インパクトを残そうという姿勢。素晴らしかったです!
あとは振付、構成面で”ここでこうくるのか!”というような想像を超えてくる場面が作れると更によくなると思います!

Be Ray


多くの新感覚な振付が散りばめられていて、他エントリーチームとの差別化を図ろうとする姿勢が素晴らしかったと思います!
一見細かい部分詰め切れなかったかなという印象もあるので、非常に惜しいエントリー動画でもありました!個人的にサビ2連目の音の取り方好きです

Arc~en~ciel


全体的に振付構成がまとまっている上に、随所に小気味良い音の取り方も織り込まれていて、且つ技術も高水準だと思います。
レベルの高さは感じられるので、”新たなフォーメーション移動””目を引く振付””圧倒的な技術”このどれか1つが加われば素晴らしい結果
が出ると思います!

DUFDUF


全体的にまとまった内容となっていると思いますが、その反面、惜しい点もたくさんあったと思います。
強く印象に残る場面、大人数を活かした数の暴力、予想を裏切る湧かす構成。この辺の要素がはっきり見えてくると素晴らしい内容になると思います!

Aegi_s


動画一本で結果が決まるある意味一発勝負の中で、しっかりと考えて作りこまれている内容だったと思います。フォーメーション移動にも
様々なバリエーションがあって短い時間の中で魅せる努力はしているので、トップ2に入るためには、難しいですが固定概念を崩す何かを
作れるといいかなと思います!もちろん技術の底上げも!

River Stone


予選通過まであと少し!といった内容でした!ポイで魅せて動画の目玉となる部分があったり、
動画選考においては重要となるロケーションの選定に関しても攻めの姿勢が見えました。何が足りないというものは特にないのですが、
強いて言うのであれば、全体の振付のインパクトがもう少しあるとTOP2入りもあったと思います!

noise零


OADのずらしで音を取ったり、その他の振付でも音へのアプローチの方法が非常に豊富で良かったです。
一発勝負にかける熱量という点で、衣装や映像の作り方などで、Re_deltaに寄ったのかなという印象もあったのであとはその点のみかと思います!

獅子舞


2人という少ないメンバーのパフォーマンスをする中で、フォーメーションにバリエーションを出したり、衣装にこだわっていたりと、
努力が感じられました!こういった企画の中でいかにトップ層に食い込めるかというのは通過したチームを研究をしていくと色々吸収できると思います!
これからも頑張ってください!

X-Terminal


らしさ全開といった内容になっていたと思います!非常に講評が難しいのですが、おふざけ系のカットもある程度振付風味に仕上げ、
“ふざけているんだけどすごい”と感じられるような内容に仕上げられたら最高かと思います!!

EXiA


使用している技や動きの種類的にも、チームのらしさが溢れている動画でした!要所要所で火力攻めをしているポイントがありますが
今より更に全体的に火力一辺倒で貫き、そしてその火力が右肩上がりで流れるように構成ができたら、らしさもさらに出て結果も出ると思います!!

審査員による総評

今回のサイリウムダンスワールドバトルチーム部門予選は、
前回のインターネットでのエントリー企画から2年近く経過しているというのもあり、
この2年でヲタ芸/サイリウムダンスの変化を感じさせられる予選となりました。
全22組のエントリー動画をすべて見ても、この2年でそれぞれやりたいことに違いがあり、
偏にヲタ芸といっても、その中で様々なスタイルが確立されてきていると思います。
その中で勝ち上がったのは”ゼロから打ち師始めます。”と”Re_delta”の2組でした。

通過した要因としては、
上位に食い込んでいるチーム全体に言えることなのですが
まず、”人に見てもらうのが前提”というのが伺えるような内容の作り方をしていたことです。
要所要所で見ている人を飽きさせないポイントを作っている上に、
どういったことをすれば人を飽きさせないか、湧かせられるか、その方法も彼らはわかっている気がします。
それは、イベント出演や、貪欲に動画投稿などの活動をし、
日ごろから、多くの反応を受けることで培われる経験値の高さから導けるものだと思います。
もしくは全てを凌駕するヲタ芸の技術があるというのも、もちろんとてつもない強みになるでしょう。

結果として今回は
審査員のギア、さんぱちゃ、とらぺ、ペリカン4人全員が
“ゼロから打ち師始めます。””Re_delta”を1,2位で点数をつけていましたが
採点した点数を見れば非常に僅差です。
惜しくも敗れたチームの皆さんの中で次回以降もエントリーしたいという方は、
各チームの講評も審査員一同で書かせていただきましたので参考にしてください!

お疲れさまでした!

審査員一同より。

まとめ

『CYALUME DANCE WORLD BATTLE2018』が今年1月に終了して息をつく暇もなく始まった、『CYALUME DANCE WORLD BATTLE2019』。
香港予選に始まり、ハワイ予選、超会議予選(日本)、マレーシア予選に続き今回のチーム部門予選も多くの参加者を集めており、注目度の高いイベントであることがわかります。

盛り上がりを見せるサイリウムダンス業界!!
今後も情報を見逃せませんね。

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