第4回:ショーケースの!ズームイン【KWOT!】
いやいや夫人、ショーケースにズームなんて概念ないでしょ!
出川さんすみません。あります。
カテゴリは「視線誘導」。
視線誘導と聞くと左右真ん中、なんとなく配置ベースで誰に意識のスポットを当ててもらうかというイメージですね。これは実際そうだと思います。
今回のテーマはその奥行き。意識のスケールと深さに着目したものです。
僕が所属するチームである蕣(アサガオ)にて、この検証を行った作品がひゅるりらぱっぱ。
実験的に行ったのが1番サビの後半。1:00~。
場上の7人をフルに使った後、外から内に引くムーブでセンターに意識を寄せています。
このパートをショーケースから引用しますと、

ここから、

こんな感じ。(ポーズ不格好ですみません。)
元々センターの人間を軸として全体を見ていた状態から、一気にセンターに深くフォーカスが当たる状態に。
余談ですが、これはほぼ必然的に「おっ、なになに〜?」からの「お〜〜」みたいな流れ。フリオチ的な構成になります。
でも、正直ここまでなら誰でも思いつく上、従来の振付にも恐らくよくある構図です。検証するまでもない凡発想。
問題は偶発的に起こった、2番Bメロのゆ〜れいさん(蕣-Asagao-メンバー)のタットです。
このようにひらけた構図から、

一列に。

はいココ!!!!

そう。この時点、視点意識のサイズが「一人」ではなく、「一点」なんです。
ココ↓

革命的!!!!!!
ヲタ芸におけるタットが飛び道具的な域からはみ出してます。
この一点に意識が集中してるからこそ、

ドンッ

ドンッ!!!!
このビッグネス。
後ろでやっていることはあるある千手観音なのに、意識のスケールを一点に収めているおかげで、相対的になんだか大きく見えますよね。オレンジのブーストも最大限効いてます。
感動しました。
1番Bメロの千手をベースにしたルーティンのオチとして設えた筈が、このタットのお陰様で圧倒的な差別化に成功してます。
ありがとうゆ〜れいさん。
千手観音にとどまらず、あらゆる場面でこの応用ができると面白いなと思うなど。皆さんもぜひ試してみて下さい。
という訳で以上、今週の「KWOT!」でした!
来週は白狐さんです、お楽しみに。

